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論文

放射光による核共鳴散乱のコヒーレント過渡過程の研究

三井 隆也

KURRI-TR-425, p.108 - 121, 1997/08

放射光によりパルス的に核励起された散乱体から放射される核共鳴散乱線は電子散乱によるX線に比較して極めて長い時間コヒーレンスを有するので、崩壊中に散乱体に生じる超微細場・原子の微小な振動に極めて敏感に応答し、強度、位相、偏光に変化が生じる。特に$$^{57}$$Feを含む強磁性体、反強磁性体を散乱体に利用し、この散乱体に変動磁界を印加すると、通常のX線では起こらない磁気的な位相変調効果が核共鳴散乱線に生じる。この現象を利用すれば、磁場変調タイプのX線干渉実験が可能になる。本発表では、これまで行ってきた実験を紹介し、核共鳴線にどのような位相変調が与えられることが可能か、応用実験としてどのようなことが可能になるか議論する。

論文

$$^{133}$$Cs 81keV準位の有効核電荷半径

村松 久和*; 田中 栄司*; 石井 寛子*; 伊東 誉*; 三沢 雅志*; 三浦 太一*; 小泉 光生; 長 明彦; 関根 俊明; 藤田 雄三*; et al.

KURRI-TR, 0, p.102 - 106, 1996/02

メスバウア遷移における核電荷半径の変化$$Delta$$R/Rは、異性体シフトを生じる有効核電荷半径という。メスバウアスペクトルの異性体シフトは$$Delta$$R/Rと核位置での電子密度の積に比例するので、$$Delta$$R/Rの値が知られていれば、異性体シフトの測定からプローブ原子の電子状態を定量的に議論できる。本研究では、アルカリ元素のメスバウア核種として有用な$$^{133}$$Csについて、81keV遷移の$$Delta$$R/Rを求める実験を行った。$$^{133}$$Csの親核$$^{133}$$Xeをイオン注入した試料について、核位置での電子密度は高分解能内部転換電子測定から、異性体シフトはCsClを吸収体にしたメウバウア測定から求め、予備的ではあるが、$$Delta$$R/R~0.5$$times$$10$$^{-4}$$を得た。

論文

ISOL用レーザーイオン源

小泉 光生; 長 明彦; 関根 俊明

KURRI-TR-418, 0, p.20 - 24, 1996/02

レーザーイオン源は、レーザー共鳴イオン化現象を利用しており、元素選択性に優れているため、表面電離型イオン源に比べ同重体の混入率の改善が期待できる。従ってこれをISOL実験に応用することで、新核種の探索、短寿命アイソトープの核分光学的研究、レーザー核分光実験などを発展させることができる。これまでレーザーイオン源を開発するために、レーザー共鳴イオン化テスト装置を製作しレーザー共鳴イオン化のテストを行ってきた。今回、レーザーイオン源を製作しISOLに接続し、Naイオン化を行い、Na$$^{+}$$イオンの引出しに成功した。

論文

中性子即発ガンマ線分析法によるホウ素中性子捕捉療法のための$$^{10}$$Bの定量

米澤 仲四郎; 松江 秀明; 澤幡 浩之*; 黒沢 達也*; 星 三千男; 伊藤 泰男*

KURRI-TR-413, 0, p.21 - 27, 1995/00

原研ではJRR-2を使用し、ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)による脳腫瘍の治療が行われている。この治療において、中性子の照射量を決めるために患者の体内組織中の$$^{10}$$Bの迅速定量が必要とされている。筆者らは、中性子即発$$gamma$$線分析法(PGA)により、患者の血液、尿、腫瘍等中の$$^{10}$$Bの定量を行っている。試料約1gをFEP製バイアルにとり、JRR-3M冷中性子または熱中性子ビームボートに設置した即発$$gamma$$線分析装置で500~1000秒間$$gamma$$線スペクトルを測定し、$$^{10}$$B478keVと$$^{1}$$H2223keV$$gamma$$線ピーク面積から、試料中の$$^{10}$$B濃度を定量した。本法により14~50$$mu$$g/g$$^{10}$$Bを0.85~1.8%の精度で定量することができ、検出限界は0.14$$mu$$g/gであった。本法によりこれまで合計14回、114試料の分析が行われた。

論文

硫酸パラジウム・硫酸銀水溶液の$$gamma$$線照射による微粒子固体の生成

畑田 元義*

KURRI-TR-394, 0, p.36 - 48, 1994/07

硫酸パラジウム水溶液(a)、硫酸パラジウム-硫酸銀水溶液(b)、及び硫酸銀水溶液(c)を窒素飽和させ、$$gamma$$線照射した。固体粒子の生成量は、光学吸収測定から求めた溶液中の金属イオンの減少、及び捕集した固体沈澱の秤量から求めた。実験の結果、1)パラジウムイオンは溶液(a)及び(b)では、照射により減少し、固体微粒子による連続吸収の生成が認められた。2)銀イオンは溶液(b)では減少したが、溶液(c)では、pH$$<$$4では減少しなかった。但しpH=7では減少した。3)溶液(a)及び(b)では電導性の沈澱が生成すること等が明らかとなった。従って溶液(b)では二成分金属微粒子が生成している可能性がある。照射された溶液から回収された沈澱の量は、(a)では消費された金属イオンの57%、溶液(b)では、97%であった。

論文

原研JRR-2炉の医療照射場の設計経験

有金 賢次; 高橋 秀武

KURRI-TR-392, 0, p.25 - 33, 1994/06

1989年12月、それまで100例以上の医療照射を実施してきた武蔵工大炉が故障のため停止したため、原研JRR-2の熱中性子柱を改造して医療照射場を設置し、これまで21回の医療照射を実施した。発表では、JRR-2医療照射設備(医療照射場、照射室、施療室)の設計、設置について述べる。また、医療照射の実施についても述べる。

論文

MOX炉心燃料の設計

松本 光雄

KURRI-TR-385, (385), p.33 - 46, 1994/02

MOX炉心燃料の設計について、プルトニウムの特性とそれを考慮したMOX炉心燃料設計の特徴並びにMOX炉心燃料の使用実績について「ふげん」を例に報告する。内容は、(1)ウランとプルトニウム,(2)MOX炉心燃料設計, 1)炉心燃料設計の特徴, 2)MOX炉心燃料集合体の設計,3)MOX炉心燃料の使用実績(「ふげん」)における、について概況する。

論文

原研高崎TIARA-ISOLによる研究の現状

関根 俊明; 小泉 光生; 長 明彦*; 市川 進一

KURRI-TR-377, 0, p.19 - 21, 1993/04

高崎研イオン照射研究施設(TIARA)に設置したオンライン同位体分離器(ISOL)は、安定同位体を用いた調整を経てオンライン実験が可能になっている。これまでに$$^{195}$$MeVの$$^{36}$$ArビームとMoターゲットとの反応により、質量数126~132のPr,La,Ce等のアイソトープを表面電離型イオン源を用いて同位体分離した。質量数127では、半減期10$$pm$$5秒で減衰する新しい$$gamma$$線を見出した。この$$gamma$$線は新核種$$^{127}$$Prに帰属する可能性が高く、更に感度を高めた実験により確認する。その他、ISOL用レーザーイオン源の開発、RI注入によるメスバウア分光の状況についても報告する。

論文

放射線誘起微粒子固体の生成に関する研究

中瀬 吉昭; 竹崎 淳一; 畑田 元義

KURRI-TR-368, p.33 - 38, 1992/00

鉄、クロム、コバルトの金属カルボニルを気相で放射線照射を行い、微粉末を得た。一方、金属塩水溶液の放射線照射により微粉末が析出した。これらの微粉末の電顕観察、粒径測定、熱分析、元素分析等からサイズ及び化学組成を検討した。気相放射線照射では、金属酸化物が生成すること、これらの中にCO$$_{2}$$、H$$_{2}$$O、炭素化合物が含まれていることなどがあきらかとなった。また、微粉末は最小粒径20~30nmの微粒子の集合体であることがわかった。金属塩水溶液の照射では、還元反応による金属微粒子が生成する。最小数十nmの金属粒子の集合体に成長するが、これらはより小粒径(nmオーダ)の集まりである。界面活性剤、重合性単量体の存在により、安定に分散させることが可能である。

論文

原研高崎研AVFサイクロトロン施設におけるISOL計画

関根 俊明; 初川 雄一; 市川 進一

KURRI-TR-348, p.42 - 44, 1991/04

高崎研究所における放射線高度利用計画で建設されつつあるAVFサイクロトロン施設には、オンライン同位体分離器(ISOL)の設置が進められている。サイクロトロンによる高エネルギー軽・重イオンビームとISOLとの組合わせによって広範囲のラジオアイソトープについて研究が可能となり、1)高純度ラジオアイソトープの製造研究、2)不安定核の研究、3)RIインプランテーションによる固体の研究、が計画されている。これらと施設計画について紹介する。

論文

放射性核種の浅地中移行に対する天然バリアの性能評価試験における課題

神山 秀雄

KURRI-TR-349, p.16 - 22, 1991/00

平成元年度に終了した「天然バリア安全性実証試験」のうち、野外通気層核種移行試験について、その概要について述べるとともに、試験結果の解析評価に際して検討した、1)適用する核種移行モデル、2)土壌構造の不均一性と水理特性の取扱い、3)核種移行試験結果の取扱い、4)実験解析モデルの移行評価モデルへの適用化、の4つの課題について考察した内容を報告した。

論文

低温電子照射実験について

岩田 忠夫

KURRI-TR-351, p.90 - 104, 1991/00

「低温照射・制御照射装置の開発と応用」ワークショップに参加して、標題に関する調査及び提言を担当したが、これはそれをまとめたものである。内容は、1.はじめに(照射損傷の基礎研究の流れ)、2.電子照射の特徴、3.低温の必要性、4.低温電子照射による照射損傷・格子欠陥の研究(今後の研究課題)、5.低温電子照射施設、6.おわりに(参考文献)、よりなる。

論文

新核種$$^{121}$$Laの同定と$$^{122,124,126}$$La、$$^{128,130}$$Prの崩壊核分光

飯村 秀紀; 市川 進一; 大島 真澄; 関根 俊明

KURRI-TR-303, p.30 - 33, 1988/00

原研ISOLでは、イオンガイド法の導入、Si(Li)検出器の拡充、レーザー装置の設置等の装置開発と並行して、La、Prの短寿命核種に対して崩壊核分光の実験を行なっている。現在、酸化物イオンを質量分離する手法を用いて新核種$$^{121}$$Laの同定を試みている。また、$$^{122,124,126}$$La、$$^{128,130}$$Prの崩壊を調べることで、これらの核種の基底状態のスピン-パリティについて知見を得つつある。

論文

原研タンデム加速器を用いた超ウラン元素研究の現状

篠原 伸夫

KURRI-TR-303, p.49 - 53, 1988/00

原研タンデム加速器を用いた超ウラン元素研究の経緯および成果について述べたものである。ウランなどのターゲットに重イオンを照射して超ウラン元素を合成する実験や、短寿命核種を対象とした迅速化学装置について解説した。

論文

TCAによる炉物理研究; バックリング測定に基づき反応度を決定する方法を中心として

須崎 武則

KURRI-TR-305, p.21 - 35, 1988/00

わが国で運転中の臨界集合体について、その実験内容を交流し合うことを目的としたレポート作りが京大炉を中心として企画されている。本報告はこれに寄与すべくTCAを用いた実験の経緯と近い将来の計画についてふれたものである。

論文

NTD-Siウェハーのキャリアライフタイムと移動度の熱処理特性

前川 隆雄*; 井上 正三*; 宇佐美 晶*; 青山 功

KURRI-TR-289, p.41 - 45, 1987/00

シリコン単結晶にNTD法によりリン原子を注入する場合の問題点は、中性子照射に伴いシリコン単結晶中に欠陥が生成し、半導体素子としての電気的特性に影響を生ずることである。 本報告では、シリコン単結晶(インゴット又はウエハー)をJRR-2のVT-5及びVT-9孔で照射(0.18~5.5$$times$$10$$^{1}$$$$^{8}$$ n/cm$$^{2}$$)し、照射後140~1,150$$^{circ}$$Cと変化させた熱処理を行うことにより、上述の欠陥の回復効果を次の電気的特性を測定することにより検討した結果を述べる。 1.導電率、2.キャリア移動度、3.キャリアライフタイム、結果は、上記1及び2に影響を与える大型のdefectクラスターは、650$$^{circ}$$C,60分の熱処理により除去できるが、上記3に影響を与える小型のクラスターは、熱処理温度1,000$$^{circ}$$C位まで残存することが判った。

論文

ISOL用表面電離型イオン源

市川 進一

KURRI-TR-291, p.12 - 15, 1987/00

オンライン質量分離器用表面電離型イオン源を用い、元素によるイオン化効率の差異を利用した$$^{1}$$$$^{2}$$$$^{1}$$Buの測定及び、異なるイオン種の形成による$$^{1}$$$$^{2}$$$$^{4}$$Laの「質量と元素の同時分離」の結果について述べた。

論文

崩壊熱における短寿命核種の寄与

片倉 純一

KURRI-TR-291, p.30 - 35, 1987/00

崩壊熱は、原子炉や各燃料施設の安全性評価において重要な役割を果しているが、その評価には核分裂生成物として生成される核種の崩壊データ、特にベータ線、ガンマ線の平均エネルギーを必要とする。崩壊データは通常実験によって測定されているが、崩壊熱の寄与の大きい短寿命核種は測定が困難であり、崩壊熱評価には不充分である。従って短寿命核種の崩壊データには、理論計算が不可欠であり、理論計算による崩壊データで補うことにより、崩壊熱測定と計算との一致が改善される。 本報告では、崩壊熱評価における短寿命核種の実験データの現状及び理論計算による崩壊データの推定について、シグマ委員会の活動を通して得られた成果をもとに述べる。

論文

An Improved solid angle method for nuclear criticality calculation of mult-unit system

奥野 浩

KURRI-TR-294, p.77 - 81, 1987/00

この報告では複数ユニット体系に対する中性子の収支方程式から出発して、臨界安全管理に使用できる立体角の制限式を導いた。従来の立体角法で使用されていた制限曲線もこの制限式の特殊な場合として導かれることが明らかとなった。さらに、この中性子の収支方程式が、体系全体の実効増倍率を固有値とする固有値方程式として表されることから、この固有値方程式を数値的に解く計算コードMUTUALを作成した。この計算コードは従来の立体角法では取扱いが難しかった「影」の効果や反射体の効果が取扱えるようになっている。モンテカルロ法による中性子輸送計算コードKENO-?Vとの計算結果の比較では数%の範囲内でよく一致しており、計算時間はその千分の一以内で済むことも明らかとなった。また、従来の立体角法によりも経済的合理性の高い評価が与えられるようになった。

論文

不均一燃料分布の効果

片倉 純一

KURRI-TR-294, p.25 - 32, 1987/00

核燃料の未臨界性を確保するには、質量や形状寸法等に制限を設けて、それらを制限値以下に管理する方法や計算により未臨界性を確認する方法があるが、この制限値を求めたり、未臨界性を確認する際、燃料領域は燃料の濃度が一定、あるいは、燃料棒の配列が一定間隔として扱われることが多い。しかしながら、核燃料再処理における抽出プロセスや燃料貯蔵容器などでは、一時的にせよ燃料領域に濃度分布が生じることがあり得る。このような濃度が分布のある燃料や、いわゆる非均質燃料であっても燃料棒の間隔に粗密のある体系を濃度が一定の体系や燃料棒間隔が一定の体系と区別して、前者を「不均一系」、後者を「均一系」という。

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